ケール青汁、大麦若葉青汁、明日葉青汁の比較

青汁の原料にはケールのほかにもいくつか種類があります。ほかに有名なものをあげると、大麦若葉や、明日葉(アシタバ)などがあげられます。
大麦若葉は、麦茶やビール、味噌の原料ともなっている大麦の若葉のことです。明日葉は江戸時代から野菜や薬草としても用いられてきました。

それぞれ、栽培されている地域や、味、成分から期待できる効果が違います。

ここではケール青汁と大麦若葉青汁、明日葉青汁の3種類の主な産地や成分、期待される効果を比較していきます。

栽培されている地域の違い

ケールはアブラナ科の野菜で原産は地中海です。
国産のものは、比較的あたたかな鹿児島県、大分県、熊本県などの九州地方、そのほかに愛媛県、和歌山県、三重県などで栽培されています。厳しい暑さには弱いため、夏と冬で産地を変えるメーカーもあります。涼しい北海道では夏場だけケールの栽培が行われています。

大麦若葉はイネ科の植物です。原産は中央アジア(現在のイラクのあたり)です。
低温で乾燥した地域が栽培に向いています。国内では稲作との二毛作で秋から冬にかけて大麦若葉の栽培がされることが多く、大分県、宮崎県、熊本県、島根県、福井県、三重県のものがあげられます。その他、気候が適しているということもあって中国産もあります。

明日葉はセリ科の植物です。原産は日本ですので国産です。房総半島、紀伊半島、伊豆諸島の太平洋岸に自生しています。伊豆諸島の三宅島、八丈島に大量生産用の農園もあります。

栽培する気候の関係で外国産の原材料を使用している青汁もあります。商品の産地がどこか気になる場合はメーカーのホームページやパッケージで確認しましょう。

成分をみてみよう

ケール、大麦若葉、明日葉の3種類が青汁の原料として使用される理由は、他の緑黄色野菜と比べてビタミン、ミネラルなど栄養素のバランスが良いためです。

ここではビタミン、ミネラル以外の成分についても、他にどのような優れた栄養素が多く含まれているのかについて調べてみました。

ケールは、βカロテン、ルテインが多く含まれています。これらは大きく分類するとビタミンA群に入ります。ルテインはホウレンソウや卵黄にも含まれています。

大麦若葉は、βグルカンが多く含まれています。βグルカンはキノコや酵母などにも多く含まれています。

明日葉は、カルコン類やクマリン類を含んでいます。カルコンはホップや甘草などにも含まれています。

成分と効果を比較してみよう

成分と効果と言われても一度で全部は覚えきれませんので、自分の気になる症状からみていくとわかりやすいですね。

メタボリックシンドロームが気になり始めた人

年齢を重ねると若い頃と同じ量の食事をとってもなぜか太ってしまいます。気がついたらお腹周りが大変なことになってしまいます。
大麦若葉の青汁に含まれるβグルカンが、血中コレステロール値や、血糖値の上昇を抑制します。

体内のお掃除をしたい方

毎日が忙しくてゆっくり出来ず、気がついたら何日もトイレですっきりできていなかった!ということもありますよね。
そんなときは血流を改善しましょう。明日葉の青汁は血流改善に良く、便秘予防になります

そろそろ高血圧症が気になり始めたら

ご自身や周囲が「身体検査で血圧が高めだった・・」と言われはじめたら、明日葉の青汁が、高血圧予防に良いです。

糖尿病が気になる人

明日葉の青汁は体内の血液の代謝を活性化する働きがあり、血液中の脂質が気になる人に有効です。

緑内障が気になる方

ケールの青汁のビタミンA群は、目の網膜の健康を保つのによいとされています。

癌の予防をしていきたい方

ケールの青汁のビタミンA群はまた、癌の抑制にも効果があり、大麦若葉の青汁にも抗酸化作用があります。

気になる味の比較

さまざまな効果が期待される3種類の青汁。それぞれどんな味がするのでしょうか。

ケールの青汁は独特の苦みがあります。

大麦若葉の青汁は抹茶に似ている風味で少し甘く感じる場合もあります。

明日葉の青汁は、自生していた性質から、3種類の中では育つ土壌の味が最も影響します。

おすすめの飲み方は?

青汁の味をそのまま味わいたい場合は白湯に溶かして飲みましょう。白湯そのものが身体に良いので合わせて健康になります。

苦みが気になる場合は、豆乳や牛乳などの乳製品に混ぜると飲みやすいです。

粉末状に加工されていれば、プレーンヨーグルトにまぜて食べる方法もあります。ハチミツなど甘みを加えるとスイーツ感覚になりますし、苦みが気になる人でも大丈夫でしょう。

まとめ

3種類の原料について、産地、成分、味の比較をしてきました。

青汁はどれも飲み続けることで健康維持につながります。でも選ぶ青汁の原料によって得られる効果が、こんなにも違うという事がわかりましたね。

好みの飲みやすさ、求める効果を参考にしながら、無理のないようにバランスの良いものを探していきましょう。